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著者 パトリック・ハーラン
出版社 朝日出版社
電車などの中吊り広告のキャッチコピー。
日本語でも難しく、省略や掛け言葉、暗黙の了解、流行語なども駆使し、
日本ならではの表現、響きよく、完結にまとめられている、
プロの作品と言えるかもしれません。
そのニュアンスを残しつつ、英訳してみようというのがこの本です。
普通にそのまま、意味が完全に汲み取れるように補足して
英訳するのではなく、英語でもキャッチコピーとして使えるような、
雑誌や新聞の見出しのような表現にしているのです。
これはかなり英語通でないと、さらに日本語通でないと
出来ない荒業?
だから、日本語のこのニュアンスを英語にするとこんな感じ、
とか、
英語ならこんな慣用句があるので使ってみるとか、
日本語の意味合いを組んで、別の表現にするとか、
ちょっと高等なことがいろいろ出てきます。
なるほど〜と感心しつつ、英語ならこんな感覚なのか・・・。
とか、
スラングとか、英語の表現じゃないんだとか、いろいろ面白い
気付きがあります。
学習本というより、英語読本的に楽しく読んでみてはいかがでしょう?
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